太りやすい部位は痩せにくい部位

お腹につき始めた脂肪を見て、ダイエットをしようと思う人は多いのではないでしょうか。
でもいざダイエットをしてみても、なかなか望んだ通りには痩せることが出来なくて悩んでませんか?
それは太りやすい部位で、痩せにくい部位からかもしれません。

脂肪にも種類がある

一言で脂肪と言っても、脂肪にも種類があります。
内臓脂肪と皮下脂肪、そして肝臓脂肪です。
男性は内臓脂肪、女性は皮下脂肪がつきやすいと言われています。
内臓脂肪は生活習慣病になりやすく、健康診断などで指摘されやすく、健康のためにもダイエットを勧められる人が多いことでしょう。
内臓脂肪は食べ過ぎによることが多いので、食事制限によって痩せることが出来ます。

皮下脂肪はお腹周りや太ももなどに溜まりやすく、太くなった部位を見てダイエットを始める人が多いのではないでしょうか。
皮下脂肪はつきやすいのに痩せにくい脂肪です。
食事制限だけでなく、運動をすることで基礎代謝を上げる必要があります。
肝臓脂肪は、食べ過ぎだけでなく、アルコールの飲み過ぎが原因になります。
肝臓脂肪はつきすぎると脂肪肝と呼ばれ、肝炎やその他合併症を引き起こす心配があります。
運動や食事制限で予防することが出来ますが、自分では分かりにくいため健康診断などで指摘された場合、素直に医療機関の指示に従うことをお勧めします。

太りやすい部位と痩せにくい部位

だいたいの人は、お腹につき始めた脂肪を見て、ダイエットを始めることでしょう。
ですが実は1番太りやすい部位はお尻なのです。
お腹の脂肪は2番目に太りやすい部位になります。

太りやすい部位の順番としては、
お尻→お腹→顔→胸→太もも→上腕→肩→ふくらはぎ→前腕→手首や足首
となります。
そして反対の痩せやすい部位にも順番があります。
手首や足首→前腕→ふくらはぎ→肩→上腕→太もも→胸→顔→お腹→お尻
となります。
痩せやすい部位は太りやすい部位とは逆の順番なのです。
つまり太りやすい部位は痩せにくい部位でもあるのです。

実は痩せやすい部位と言うのは、生命維持に大切な肝臓から離れているので痩せやすいのです。
一番気になるお腹やお尻を痩せようと思っても、なかなか痩せられないのはここにあります。
ダイエットをしていてもお腹やお尻に効果が見えないと焦るのではなく、長期的に続けることが大切なのですね。

 

脂肪の種類や太りやすい部位と痩せにくい部位の関係を知れば、痩せられない理由も分かり、痩せられないストレスも少しは緩和されるのではないでしょうか。
ダイエットに必要なのは食事制限だけでなく、痩せにくい部位への筋トレやストレッチ、全体的に痩せられる有酸素運動などでバランス良く、長期的に行うことが良いでしょう。

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