食物繊維の種類

便秘には食物繊維を摂れと聞きますが、食物繊維に種類があるのはご存知ですか?
「水溶性」の食物繊維と「不溶性」の食物繊維です。
この2つの食物繊維の性質を理解していないと、便秘を悪化させてしまうことがあるそうです。

水溶性食物繊維とは

水溶性の食物繊維は文字通り水に溶けやすい食物繊維です。
腸内で消化され溶けて、便を柔らかくしてくれるので便を排出しやすくしてくれます。
便が硬くなって排便しにくくなった便秘に有効です。

不溶性食物繊維とは

不溶性は水溶性とは違い、食物繊維が腸内で消化出来ないので溶けません。
消化されないため、不溶性食物繊維は腸で水分を吸い、膨張します。
膨張することによって腸を刺激して排便を促す効果があり、腸の動きが鈍くなった便秘に有効です。

水溶性と不溶性のデメリット

水溶性は便を柔らかくしてくれますが、過剰に摂り過ぎてしまうと柔らかくなりすぎ、下痢となってしまいます。
不溶性は水分を吸い膨張し、排便を促してくれますが、こちらも摂り過ぎてしまうと腸内で膨らみすぎて排便しにくい便となってしまいます。
どちらも摂り過ぎると、下痢や便秘を悪化させてしまいます。
摂り過ぎに注意してください。

 

水溶性と不溶性、どちらの食物繊維も便秘にとても効果的ですが、片方だけを摂り過ぎることは良くありません。
水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂取することが、便秘解消には大切です。

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