便秘には食物繊維と言われても、何を食べるのが良いのか分からない。
水溶性と不溶性で必要な食物繊維も違います。
食物繊維を多く含む食べ物はどんなものがあるのでしょうか。
水溶性食物繊維を多く含む食べ物
水溶性食物繊維は腸で溶けて便を柔らかくしてくれるので、硬くなってしまった便にとても効果的です。
そんな水溶性食物繊維を多く含む食べ物は、こんにゃく、わかめや昆布などの海藻類、果物などです。
海藻サラダを食べるのがお勧めですが、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
海苔やこんにゃくで作られたゼリーなどで摂るのもお勧めです。
不溶性食物繊維を多く含む食べ物
不溶性食物繊維は腸で水分を吸収し、膨張することによって排便を促してくれるので、腸の動きが鈍くなった便秘に効果的です。
不溶性食物繊維を多く含む食べ物は、トウモロコシや大豆などの豆類、レタスやセロリなどの野菜類、サツマイモなどの根菜類、キノコ類などです。
こちらは種類が豊富なので、色々な調理法で楽しめますね。
水溶性と不溶性の両方含む食べ物
水溶性と不溶性の食物繊維を両方持っている食べ物があったらとても楽ですよね。
そんな理想的な両方の食物繊維をバランス良く含んでいる食べ物があります。
納豆やごぼう、オクラなどです。
納豆やオクラは苦手という方も多いと思いますが、カレーやチゲなどの香辛料の多い料理に混ぜてしまうと分かり辛くなります。
苦手な物を無理に食べる必要はありませんが、納豆は料理を一層美味しくしてくれる隠し味になることもあります。
水溶性と不溶性、どちらか片方だけを偏って摂取すると便秘が悪化することもあります。
どちらもバランス良く摂るのが理想ですね。
