低炭水化物ダイエットでのリバウンド

ダイエットで一番不安なことはなんですか?
痩せたはずなのに気がつけばダイエットを始めた頃より体重が増えてしまった、と言う経験をした人もいるであろうリバウンド。
低炭水化物ダイエットでリバウンドを回避するにはどうしたら良いのでしょうか。

低炭水化物ダイエットで減るのは脂肪ではなく筋肉

炭水化物を制限する低炭水化物ダイエットは、エネルギーの源である糖質を制限するダイエットでもあります。
低炭水化物ダイエットをしている間は普段よりエネルギー不足となっているのです。
そうなると普段は糖質を使いエネルギーに変えているところを、タンパク質を使いエネルギーに変え補い始めます。
タンパク質の元はと言うと筋肉です。
筋肉は脂肪より重く、その筋肉がエネルギーと変換されて消費されていくので急激に体重は減ることでしょう。

ですが筋肉が減るということは代謝が悪くなるということです。
代謝が悪くなると運動をしても汗をかきにくくなり、脂肪を燃焼しなくなります。
運動しなくても食事制限だけで手軽に出来ると思い運動をせずにいると、脂肪ではなく筋肉だけが減り、見た目だけはダイエットに成功したかに見えてしまいます。
そこが低炭水化物ダイエットの落とし穴です。

低炭水化物ダイエットはリバウンドしやすい?

低炭水化物ダイエットは炭水化物を制限することによって糖質を管理してダイエット成功を目指します。
急激に体重が減って成功したかに見えても、それは筋肉が落ちて体重が減っただけです。
そこで制限していたはずの炭水化物を摂ってしまうとどうなると思いますか?
エネルギー不足、いわば飢餓状態になっている体は久しぶりのエネルギー源である炭水化物を今まで以上に吸収しようとします。
必要以上に体に糖質を蓄えようとしてしまうのです。

筋肉が落ち、代謝が落ちた体は吸収した糖質を全てエネルギーに変えることは出来ず、摂りすぎた糖質は脂肪として体についてしまいます。
筋肉が元の量へと戻らない限り、ダイエット前より消費エネルギーは少なく、その分ダイエット前より脂肪がつきやすい体になってしまっています。
低炭水化物ダイエットはリバウンドしやすいダイエットと言えるでしょう。

 

低炭水化物ダイエットを成功させるには筋肉を維持することが重要と言えるでしょう。
そして炭水化物を減らしすぎないことも大切です。
体重が減ったからとダイエットをやめるのも危険ですね。
炭水化物を上手に制限して、適度に運動をする。
以上のことに気をつけて、低炭水化物ダイエットを続けていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました