脂質制限中の食事の選び方

ダイエット中では、摂取カロリー制限や糖質制限など、色々な食事制限を試すことが多いと思います。
その食事制限に脂質も気にかけて欲しいのです。
脂質は体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると体にも、ダイエットにも良くありません。
食事制限をするのなら、脂質も考えていきましょう。

脂質の少ない食材選びが大切

脂質を摂取するときは、良質な脂質をバランスよく摂取するのが良いとされています。
ですが普段から意識していなければ、脂質のバランスは簡単に崩れ、脂質の摂りすぎによって体にも悪影響が出てしまいます。
脂質を制限するには、まず毎日摂る食材から見直してみましょう。
特に脂質異常症と診断されている方はコレステロールの多い食品や油を出来るだけ摂らないことが大切です。
ご飯や麺類、お菓子はもちろん、果物やアルコールにも気をつけましょう。
出来るだけ脂質の少ない食材での食事をするようにしましょう。

コレステロールを減らす食事

脂質制限をする場合は、野菜と海藻類を多く摂取することが大切です。
さらにきのこも摂取することによって、コレステロールの排出をすることが出来ます。
コレステロールは健康管理でも、ダイエットでも、摂りすぎは良くありません。
コレステロールは体内でも生成されるので、口から摂るコレステロールは体内で生成されるコレステロールの1/5程の量が理想です。
よく悪者とされるコレステロールですが、コレステロールも体に必要な成分の1つです。
食事から摂らないでいると、体内での生成が高まり、摂取していないのにも関わらず、コレステロール値が高くなってしまうこともあります。
ですので、過剰に制限するのではなく、バランスよく摂るようにしましょう。

コレステロールの1日の理想的な摂取量は300mgとされています。
コレステロールを摂取しつつ減らすためには、コレステロールの排出量を増やすことが重要になってきます。
コレステロールを体外へと排出するためには、納豆やモロヘイヤ、オクラ、わかめ、きのこなどに多く含まれる水溶性食物繊維を摂ることです。
その際は、良く噛んで食べると良いでしょう。

悪玉コレステロールを増やさない食事

コレステロールにも悪玉菌と呼ばれるものがあります。
悪玉コレステロールが多くなり、基準値を超えてしまうと動脈硬化などの病気になりやすくなります。
悪玉コレステロールを増やさないためには、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEやポリフェノールなどを多く含む食事を心がけましょう。
魚や鶏肉、レバーなどがお勧めです。

 

ダイエットや健康のための食事制限には、脂質制限も大切です。
脂質を制限するには、日々の食生活の改善が重要になってきます。
野菜や海藻類、きのこ、魚、鶏肉、レバーなど、バランスよく摂ることによって、脂質もコレステロールも増えすぎずに、健康的な体を作ってきましょう。

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