太ると病気になりやすい!?

最近は特定健康食品が増えて、健康を気にする人が増えてきました。
健康を気にして食事は気を付けていても運動を疎かにしていると、少しずつ体に脂肪が付いてきてしまいます。
肥満になると病気になりやすくなります。
どんな病気に気を付けるべきでしょうか。

生活習慣病予備軍と言われる肥満によるメタボリック症候群

生活習慣病の予備軍とされて、今や健康診断でも注目されている項目にメタボリック症候群があります。
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の時、血圧、血糖、脂質の3つのうち基準値が2つ以上基準値外となると、メタボリック症候群と診断されます。
太っていると言うことが1つの診断基準となっています。
生活習慣病には糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などと言った病気が代表的です。
太るだけで、それらの病気になるリスクが高まるのです。

肥満による糖尿病とその合併症

生活習慣病の中でも糖尿病は食べ過ぎや運動不足などから肥満になり、生活習慣が乱れることが原因の1つとされています。
体内で血糖値を下げるインスリンの生成が減少することで糖尿病となってしまします。
糖質制限という食事療法や運動することで血糖値を下げることが出来ますが、基準値を超えてしまうと定期的にインスリンを注射することで血糖値を下げなければいけなくなります。
糖尿病は様々な合併症を起こしやすく、失明や手足の壊死による切断、肝不全などと言った恐ろしいことにもなりかねません。

糖尿病は一度なってしまうと治るということはないので、一生インスリンを自分で注射しなければなりません。
重度な合併症を避けるためにも、好きな食べ物でも血糖値が上がりやすい食べ物は食べられなくなることでしょう。
糖尿病になる前に、ダイエットで肥満を解消することが大切です。

肥満から引き起こる命の危険

太った方には脂っこいものを好んで食べている方がいます。
脂っこいものばかりを摂取していると血液がドロドロになり、血管の中で固まって血栓が出来やすくなると言われています。
血栓は血管を塞いでしまうことがあり、それが脳や心臓で詰まってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中などの命の危険に関わる病気を引き起こしてしまいます。
脂っこいものばかりではなく、野菜を食べることを意識して増やし、血液をサラサラにしてくれる食べ物などで血液の健康を目指しましょう。

 

太っているだけで病気になるリスクが高まります。
もちろん太ってないからと言って安心は出来ません。
普段から偏った食事や暴飲暴食などをしないよう気を付けて、適度の運動をすることが健康の秘訣ですね。

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