葉酸と言われて、すぐに何かと答えられますか？
葉酸サプリという言葉は聞いたことがあっても、どんな栄養素なのかは分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
葉酸ってどこからきたの？
なんと身近な食品、ほうれん草の葉っぱから見つけられたということで葉酸という名前が付きました。
とても覚えやすい名前ですね。
葉酸ってどんな栄養素？
葉酸はビタミンB群の中にある水溶性の栄養素の1つです。
葉酸は赤血球を作るのにとても重要な役割があり、同じ造血作用のあるビタミンB12と協力してヘモグロビンの生成を手助けしていることから、葉酸とビタミンB12は造血のビタミンと言われています。
これにより貧血の予防になります。
そして何より大切なのが、胎児の成長を促す働きを持っていることです。
葉酸は細胞分裂や神経細胞の形成に大きく関わっています。
しっかりと葉酸と取ることによって、神経管欠損症状などの先天性奇形の予防が期待できます。
葉酸はどうしたら取れるの？
ほうれん草以外にも含まれている食品はたくさんあります。
ブロッコリーやアスパラガスなどの緑黄色野菜だけでなく、鶏や牛、豚などのレバーからも葉酸は多く含まれています。
一日の摂取目安としては、0.24mg。
いつもより血液や胎児への栄養を必要とする妊婦の方は、0.44mgと少し多めです。
グラムで言われても分かりづらいかと思いますが、普段野菜やレバーなどの葉酸を含む食品を摂取していれば、十分補えられる量です。
ただ気をつけていただきたいのは、葉酸は水溶性ということです。
ほうれん草を茹でたり、スープにした場合は、葉酸が水に溶けて逃げてしまうのです。
他にも熱に弱いという性質があります。
炒める際はあまり長い間火を通さず、素早く調理しなければ、葉酸が少なくなってしまうのです。
美味しい料理で楽しく栄養を取るのが理想ですが、野菜やレバーが苦手だったり、調理に自信がないという方は葉酸サプリなどで葉酸を補うというもの1つの方法ではないでしょうか。
今は薬局やネットショッピングなどで簡単にサプリメントを手に入れることが出来ます。
貧血にお困りの方、これから妊娠を考えている方、もしくはすでに妊娠中の方など、葉酸サプリを試してみてはいかがでしょうか。
